
大学の前夜祭。
久しぶりに見る、ステージで歌う娘に驚かされた。
本人の、かもし出すいつもの雰囲気とは打って変わって、
ジャニスジョップリンばりに激しく激しく歌う。
この人には毎回驚かされる。
思春期の数年間に体験した、酸いも甘いもひっくるめた様々な経験が
自分自身の殻を破る爆発的なエネルギーになってる事を思えば
苦悩な青春も捨てたもんじゃないと思う。

「一生懸命」は感動させる。
前夜祭の美術担当で寝る暇もなく、ぶっつぶれそうだとふいに漏らした娘だった。
フィナーレで実行委員130人ほどがステージで抱きあって号泣する場面から
この日を迎えるまで、みんないかに大変だったか伺える。
ステージ作りも細かい演出も迫力もあり、見応えがある。
やり遂げたという感動の渦にこちらまで巻き込まれた。